ママ薬剤師の子育て日記

~現在産休中(妊娠10ヶ月目)のプレママ薬剤師です~

出産映像に涙

妊婦教室

おととい、受診している産科の妊婦教室を受けてきました。

私が受診している産科の病院では、この妊婦教室を受けなければ立ち会い分娩ができないため、夫と一緒に受講しました。

正直入院生活もしたことがなく、入院に対する不安や出産に対する不安、かつ先日の前駆陣痛っぽい痛みもあったので、今回の受講は丁度良い機会だったと思います。

 

内容は、お産の流れを中心に入院の流れについてお話してもらいました。

陣痛が始まってからどのくらいで連絡をするべきか、病院への持ち物、病院へ行ってからの流れ、家族が立ち会えるタイミングなどですね。

ある程度は事前にもらっていたテキスト通りの内容でしたが、思ったより家族が立ち会える時間が少ないことに驚きました。

なんか、思ったより立ち会える時間短くない?

そうだね…

実は、分娩時には夫に立ち会ってもらおうとは考えておらず、ただ陣痛室(分娩室に行く前段階)で一人で心細いと困るだろうということで、陣痛室でのみ立ち会ってもらう予定で今回の教室を受講していました。

ですが、陣痛室に行くまでが結構待たされるようで、思ったより陣痛室での時間は短い印象を受けました。

これなら立ち会いはいらないのではないかと思ってしまいました…

 

その後、説明は進み、最後に病院のスタッフさんのお産の動画を見せてもらいました。

・・・

感動して泣いてしまいました。

周りを見る限り、泣いていたのは私だけだったようで、とても恥ずかしかったです。

別に流産を経験しているとか、やっとの思いで妊娠できたとか、そういった複雑な状況があるわけでもないのですが、最近やたらと涙腺が弱くつい涙が零れてしまいました。

その動画は、陣痛が起きて病院に入院し、陣痛室、分娩室へと向かい、ご主人に立ち会ってもらいながら出産している映像でした。

立ち会いをする夫の役割は心が折れる寸前の妻を元気づけるものだと話をしてもらいまいしたが、病院の医師や助産師なども含め、夫と共にみんなで妻を励ましている様子を見て、とても感動してしまいました。

そして、その応援の中、生まれてくる小さな命…さらに涙が出てきてしまいました。

生まれたばかりの子は、正直血まみれだしまだ皮膚もよれよれで、かわいいという印象から遠いイメージがありましたが、その動画を見ていた時に、すごく愛しく、かわいいと感じてしまいました。

他人のまったく関係のない子でこれなら、わが子ならどうなってしまうのか…親になるとはこういうことなのかもしれないと思いました。

 

家に帰ってから、夫と立ち会い分娩について少し話をしました。

あの動画を見て、夫が構わないなら分娩時に付き添ってもらいたいかもしれないと。

元々、私が発狂したり、便や尿を垂れ流している姿を見られたくなくて、陣痛室だけの立ち会いでよいと言っていたのですが、あの動画を見て、夫は頭側にいるし、股側は布などで隠れているので、別に気にならないかもしれないと思いました。

何より、夫に生まれる瞬間いてほしいという気持ちが動画を見て強くなりました。

夫も悩んでいるようで、結局即決には至りませんでしたが、まだ出産まで時間があるので、それまでに二人でどのようにしていくか決めていこうと思います。

どっちになっても、わが子が生まれてくることが楽しみなのは変わりません。

今回の受講は、出産について改めて考える良い機会になりました。